ココナッツ・ウォーター、米国で成長の兆し

2009年 9月 1日

ココナッツ・ウォーターは、米国飲料市場ではまだ年間売上2000万ドルの小さな存在でありながら、その売上は倍増、低迷を続けるボトルド・ウォーター需要は6%減で76億ドルにとどまっている。最近では、ニューヨーク・シティで、あるメーカーがココナッツ・ウォーターのキャンペーンを実施。その後、ココナッツ・ウォーター・ビジネスに関する記事がウォール・ストリート・ジャーナル誌に掲載され、また、米国ABCテレビ局でもその特集がまもなく放映されるなど、ココナッツ・ウォーターの注目度は確実に高まっている。ココナッツ・ウォーターは、青色の若いココナッツから得られる透明の液体で、カルシウム、マグネシウム、ポタシウムが豊富。ブラジルでは非常に人気が高く、米国の著名スポーツ選手や有名芸能人の間でもその人気が広がりつつある。ペプシコ社(米国)は、今月中旬、ブラジル最大のココナッツ・ウォーター・メーカー、アマココ社、の買収を発表。同社の健康志向飲料への転換を一層明確にしている

(The Filling Business, 2009 Aug.,28 / Beveragedaily.com, 2009 Aug.13)

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