SABミラー社、研究のためのビール醸造所を建設
2009年 7月27日
SABミラー社(英国)は、英国ノッティンガムに、およそ330万ドルを投じてビールのための研究醸造所(Global Research Brewery)を建設する。ビール賞味期間延長ならびに環境に負担をかけない醸造工程の開発が、ノッティンガム大学生命科学学部の一部として建設されるこのビール醸造所での最重要研究課題となる。2010年3月頃完成予定。従来のリサーチ・ブリューワリーと呼ばれる場は、そのメーカーの新ブランドを醸造し試験する場であったが、この新研究醸造所は、醸造条件全てにわたりシミュレート可能であり、SABミラー社を業界で優位にする技術、製品そして工程を開発する場を創出する。SABミラー社は、同大学醸造科学を率いるスマート教授による、醸造工程で使用された穀物を再利用することでエネルギー発生を可能にする研究を、すでに資金援助している
(just-drinks.com, 2009 July 24)