コカ・コーラ社、ヨープレイト社にアルミ・ボトルのデザイン変更要請

2009年 7月21日

フランスの上訴裁判所は、コカ・コーラ社炭酸コーヒー飲料Blakで採用しているアルミ・ボトルのデザインと酷似しているとの同社による申し立てを認め、乳性飲料メーカーのヨープレイト社に対し、同社製品ディジー・ヨップ・ドリンクで採用していたアルミ・ボトルによる販売禁止ならびにアルミ・ボトル・デザイン変更を命じた。まさにコカ・コーラ社が、北米市場で、ヨープレイト社製品と似た炭酸乳性飲料Vioをアルミ・ボトルで試験販売開始する数日前のことだった。両社製品の25mlサイズ・アルミ・ボトルはそれぞれ、ボクサル社(フランス)により製造されており、持ち易さを追求し、くびれたウエスト部分を特長とする。それぞれのボトルはそのウエスト位置が微妙にずれている。この判決により、ヨープレイト社は新しい形状のボトルを採用し2009年7月中に再販売する。コカ・コーラ社は、3年前より、クラブを通じ、アルミ・ボトルを使用してコーラ製品を販売しており、今後、よりコスト効率を高めたアルミ・ボトルを使用して、新製品をさらに発表していくため、今回の動きに出たと言われている

(The CanMaker, 2009 July 17)

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