オーストラリアの小村、ボトルドウォーター全面禁止へ

2009年 7月 9日

昨日まではオーストラリアの「スコットランド高地」として知られるにすぎなかった、人口2,500人のオーストラリアの小村ブンダヌーンが、今は、世界で初めてボトルドウォーターを全面禁止する場所として有名になった。住民が支持するこの禁止は、村内でのボトルドウォーター販売禁止ならびに村の訪問者によるボトルド・ウォーターからの水摂取を禁止するものだ。一方で、村が提供する独自のボトルで、水道水やメイン・ストリートの水飲み場から水を汲むことを可能にする。北半球では低迷を見せるボトルドウォーターの売上は、ここオーストラリアでは、昨年10%増加した。この小さな村にここまで決断させたきっかけは、飲料メーカー、ノーレックス社がここから出る水を1,200マイル先のシドニーに輸送・ボトル充填・販売するというプロジェクトを明らかにしたため。住民により却下されたものの、同社は上訴し、現在判決を待つ

(packagingnews.co.uk, 2009 July 8 / The Times, 2009 July 9)

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