コカ・コーラ社、容器差別化さらに促進

2009年 7月 7日

米国での炭酸ソフト・ドリンク売上落ち込みが続く中、コカ・コーラ社は、容器形状ひとつとっても、他社と差別化を一段と図り、売上上昇を狙う。2リットル・サイズのPETボトルのコントアー形状をさらに顕著にし、今後2年にわたり全国展開を図るのも、その戦略のひとつ。2リットルでは大きすぎるという消費者のために、50oz(約1.5リットル)を2本まとめたツイン・パックも開発。20ozでは大きすぎる場合に16ozを用意。99セントで販売することで若年層を狙う。8.5ozサイズにはアルミ・ボトルを使用。クラブ、レストラン、ホテルで使用する。米国炭酸ソフト・ドリンクは、スーパーマーケット用に2リットル、12パック/12oz が、また、コンビニ用に20ozボトル、これら3種類のサイズが主流だ。小売店の各サイズのシェアは以下の通り:スーパーマーケットの場合、12パック47.4%、2リットル24.8%、24パック10.2%。 コンビニストアの場合、20oz 35.9%、12パック 24.5%、2リットル 23.1%

(Ajc, 2009 July 5)

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