再封可能な缶蓋、エネルギー飲料向けに北米市場でデビュー
2009年 6月 8日
北米市場ではその出荷量でエネルギー飲料分野トップを走るモンスター・エネルギー社は、同社ブランド、モンスター・インポート用にボール社(米国コロラド州)により開発された再封可能な蓋を採用する。この種の蓋の使用は、米国では初となる。この蓋は、昨年欧州にてコカ・コーラ社が「バーン」エネルギー飲料で使用した蓋と同じもの。ボール社製再封可能な蓋は、アルミ製蓋上に射出成形により作られたプラスチック製ディバイスを加えたもので、缶の再封を可能にし、炭酸化作用を維持する。56.8clサイズのこの飲料缶はボール・パッケージング・ヨーロッパ社により製造され、オランダにて充填・蓋装着されたのち、米国へ輸入される。再封可能な缶を採用するのは2度目となるモンスター・エネルギー社は、北米で、レキサム社/デイトン・システムズ社開発の巻き締めキャップのキャップ缶を採用した初めての飲料メーカーの一社だった。ボール社は、この蓋は、キャップ缶とは異なり、缶本来の特長である積み重ね能力、それによるスペースの効率利用能力、を活かせることを強調する
(The CanMaker, 2009 June 4)