ボックス/カートン容器、この時期に注目集める
2009年 5月21日
飲料容器としてのボックス/カートン容器は、高級ワイン用3リットル・サイズ・ボックスから一人分量のテトラ・パックまで、そしてワイン用からウォーター用まで、今、注目を集める。ひとつには消費者が容器の環境に与える影響について敏感になり始めたことにある。一方、長引く世界的経済不安が低価格な製品に消費者を向わせる。3リットル・サイズ・ボックスの高級ワインはお得感充分だ。昨年末に至るまでの13週間、経済状況悪化にも関わらず、このサイズのボックス・ワイン売上は32%増を記録した。さらに、PETボトルやビンからの変化を求める消費者にとり、ボックスは新鮮だ。過去3年間で、116種類ものワイン製品に、テトラ・パック・カートンが使用された。さらに、ドイツ、イタリア、メキシコ、ブラジルを含む19ヵ国55社により、フレーバー/ノン・フレーバーのウォーター用にテトラ・パック・カートンが採用された。米国、カナダでも、複数のウォーター・ブランドがテトラ・プリズマ500mlサイズで発売された
(Beverage World, 2009 May 15)