中国薬草茶メーカー、アルミ缶使用を増加
2009年 4月30日
中国最大の製缶会社、CPMC社は、今年後半に、同社としては初のD&I飲料缶製缶工場を建設する。中国食品貿易会社大手のCOFCO社の傘下であるCPMC社は、中国の著名な薬草茶Wanglaoji薬草茶用の3ピース・スチール缶の主要供給会社で、今後、D&Iアルミ缶を増産する予定。Wanglaoji薬草茶充填を担うJDB社は、2008年中頃より、充填ラインを、より軽量な特殊設計缶用に変更している。現在の所、JDB社は、中国の製缶会社パシフィック・キャン社、また最近ではボール社、クラウン社からそれぞれ供給された缶を使用している。CPMC社の初のDWI製缶ラインは、上海の南西に位置するせっ江省に建設中で、JDB社新充填工場3工場のうちのひとつに近い場所にある。CPMC社DWI製缶工場のエンジニアリングはオムニテック社(米国コロラド州)により進められており、年間7億缶以上の生産能力になると予想される。Wanglaoji薬草茶の売上は、2008年には25~30%増で、年間30億缶の3ピース缶が出荷された(弊社業界情報2008年10月16日に関連記事)
(The CanMaker, 2009 April 28)