軽量飲料缶蓋CDL+、欧州にてコカ・コーラ社が採用

2009年 4月 9日

今年早々、コカ・コーラ社は、同社ベルギーの飲料缶用充填ラインを、ボール・パッケージング・ヨーロッパ社から供給されるいわゆる「CDL+」缶蓋対応に初めて変更した。「CDL+」缶蓋は、従来の缶蓋に比べ、10%まで材料削減を実現する。「CDL+」缶蓋の新容器を使用するコカ・コーラ・ブランドは、まず欧州ベネルクル三国にて発売される。コカ・コーラ社は、さらに今春には、フランス南部市場への供給に向けて、同社フランス・マルセイユ工場のラインを「CDL+」対応に変更する。この缶蓋は、ボール・パッケージング・ヨーロッパ社の英国Deeside工場にて製造され、来月には2台目となる缶蓋用プレスを加え、今年中に生産能力を11億枚に、2010年までには15億枚に上げる

(Emballage Digest, 2009 April 7 / The CanMaker, 2009 April 8)

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