米国炭酸ソフトドリンク売上量、大きく減少

2009年 4月 2日

2008年の米国での炭酸ソフトドリンク売上量は、80年代初期以降最大となる3%減少を記録した。レギュラー・コークやペプシを含む主要ブランド売上が落ちた一方で、エネルギー飲料ならびにダイエット飲料の一部は2008年も好調な売上を見せた。米国三大飲料メーカー、コカ・コーラ社、ペプシコ社ならびにドクター・ペッパー・スナプル社は、炭酸ソフトドリンクの売上量については、それぞれ3.1%、4%そして1.3%の減少となった。むしろ小規模な会社で、低価格で炭酸ソフトドリンクやエネルギー飲料を提供するナショナル・ベヴァレジ社、ハンセン・ナチュラル社、レッドブル社、ビッグ・レッド社が売上を伸ばし、米国飲料業界誌ベヴァレジ・ダイジェスト誌が調査した2008年度売上量上位10位にも入るほどだ。米国のブランド別ソフトドリンク売上では、依然第1位はコークだが、2.5%減、ライバル・ブランドのペプシ・コーラが6.5%減、ダイエット・コークが3%減、ダイエット・ペプシが7.5%減となった

(Reuters, 2009 March 31)

業界情報一覧