ペプシコ社、環境に考慮した自動販売機を試験使用
2009年 3月30日
ペプシコ社(米国)は、米国ワシントンD.C.に新しい自動販売機30台を設置し、試験使用を開始した。その後数年間で世界中にて使用を始める。新しい自動販売機は、1日の使用電気量4.08キロワット時で、従来の6キロワット時よりも15%節減する。また、通常使用される、比較的高い地球温暖化係数を持つと専門家が見るハイドロフルオカーボン(HFC)を代え、CO2で飲料を冷却維持することにより、12%温暖化ガスを排除した。同社は、現時点で、自動販売機をクーラーを含め世界中で4~5百万台を持つ。このペプシコ社の環境への負担をより減らす自動販売機は、米国では初めてのものであるが、ユニリバー社のベン&ジェリー・ブランド・アイスクリームがCO2を使用するクーラーを開発し、また、コカ・コーラ社がHFC不使用の自動販売機を英国にて発表、昨年の北京オリンピックで使用した(弊社業界情報2008年4月22日に関連記事)
(Reuters, 2009 March 30)