スチール缶リサイクル率、欧州で上昇

2009年 3月16日

欧州で缶製造のために使用された包装用スチールのリサイクル率は、2007年に過去最高の69%に達したことがAPEAL(欧州包装用スチール生産社協会)により発表された。食品・飲料用スチール缶の250万トン以上がリサイクルされ、これは480万トンの二酸化炭素排出量が削減されたことになる。欧州での包装それぞれの2007年リサイクル率は、ビンが62%、飲料用カートンが32%、プラスチック製容器が19.7%、そしてアルミ缶のリサイクル率は58%(2006年の数値)と、スチール缶は、他のどの包装材よりも欧州ではリサイクル率が高かった。欧州各国のリサイクル率も様々だ。2007年欧州で最もリサイクル率が高かったのはベルギーで95%、それに続くのがドイツ92%、ハンガリー 87%、オランダ 84%、オーストリアとスイス 82%、アイスランドとスウェーデン 77%。一番低いのがスロベニア 19%。2007年以降、経済不安の影響で、リサイクル材の市場価格が崩壊したが、現在回復しつつある

(The CanMaker, 2009 March 12)

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