飲料容器の二酸化炭素排出量

2009年 3月12日

カーボン・トラスト社(英国)は、コカ・コーラ英国社の協力を得て、ビン、缶ならびにPETボトルの使用期間における温室効果ガス排出量調査を実施した。この調査では、英国で製造・販売される14種類のコカ・コーラ社飲料製品を使用。この調査で以下のことが明らかになっている: 飲料製品全体の二酸化炭素排出量の70%は容器そのものから出る、コカ・コーラ・クラシックとダイエット・コークそれぞれの二酸化炭素排出量は同量ではない、コカ・コーラ・クラシック330mlサイズ・アルミ缶の二酸化炭素排出量170gに対し、同量の同製品で容器がビンになると、その数値は360gに増加する。
一方、容器そのもののリサイクル材利用量については、英国では、コカ・コーラ・アルミ缶は平均50%がリサイクル材使用、ビンでは40%、PETボトルでは25%以下となる。この調査を通し、消費するもの全てに二酸化炭素排出が関わることを消費者があらためて認知すること、そしてコカ・コーラ社など主要企業をこのような調査に関わらせることで、更なる排出量削減努力を高めてもらうのが狙いと、カーボン・トラストはコメントする

(Earth911, 2009 March 11)

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