ブラジル、缶飲料需要増加で、飲料缶生産能力増強
2009年 2月16日
現在ブラジルでは、缶飲料の需要増加が続いており、各製缶メーカーは飲料缶生産能力増強で対応する。クラウン・ホールディングズ社(米国)は、ブラジルでは第3番目となる製缶工場を3月末までに操業開始する予定。生産能力は年間7億缶で、この新工場操業により、同社の同国での総年間生産能力はおよそ30億缶になる。一方、ボール社(米国)は、ブラジルでのジョイント・ベンチャー、ラタパック社、を通じ、リオ・デ・ジャネイロ州にある工場に1億1000万ドルを投資、3ライン収納可能なこの工場を、最終的に年間生産能力35億缶にする。10月から操業する第1ラインは10億缶の35clサイズ缶年間生産能力を備える。また、サン・パウロ州工場の年間生産能力26億缶までの増強ならびにBahia州の缶蓋製造工場拡張も計画されている
(The CanMaker, 2009 February 12)