米国地ビール、売上増続く

2009年 2月 9日

米国では、最近の経済不安は、地ビール売上に影響を与えないようだ。地ビールの小売価格は通常のビールよりも高いにも関わらず、例えばSABミラー社(英国)の主要ブランドのひとつ、ミラー・ライトが昨年第3四半期に7.5%売上を落とした一方、同社の米国でのジョイント・ベンチャーのパートナー、クァーズ社が米国コロラド州で作る地ビール、ブルー・ムーンは、同じ期に2桁の利益増を報告した。ミシガン州州知事は、州内にお金を落とすために、地元住民に地ビール消費を奨励する。大学生による地ビール消費は、大学周辺のレストランや酒店を通じ売上増に大きく貢献している。近年では、地ビール・メーカーもまた、環境への配慮を怠らない。ウィスコンシン州のラ・クロス・ブリューワリーは、同工場から出るゴミをリサイクルし、地元病院が使用するための燃料を作る。コロラド州のニュー・ベルジャン・ブリューワリーは、燃料削減技術に400万ドルを投資する計画だ。地元での支持が地ビールの成長を促している

(GW.Hatchet, 2009 February 9)

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