クラウン・ホールディングズ社、ベトナムでの飲料缶供給増やす

2009年 1月26日

クラウン・ホールディングズ社の一部門、クラウン・パッケージング・インベストメント社は、ベトナムの食品・飲料メーカー、インターフード・シェアホールディング社子会社インターフード・パッケージング社の飲料缶製造を含む包装事業70%を吸収する。この契約には、昨年より建設中のインターフード社の中古DWI生産ラインの製缶工場の完成、そして、インターフード社のブランドZizzyを含む果汁飲料・炭酸飲料用缶のクラウン・パッケージング社による供給が含まれる。インターフード・シェアホールディング社は、ベトナム市場の非乳製品・非炭酸飲料部門で65%を占める。ベトナムの飲料缶市場は、東南アジア地域では最も成長著しい市場のひとつで、クラウン・ホールディングズ社子会社クラウン・アジア・パシフィック社(シンガポール)は、ホーチミン・シティとハノイに2工場を有すベトナム最大の製缶会社。また、ヴィナキャン社(ベトナム)は、これら両都市に2工場を最近開場。東洋製罐社が持つハノイにある合弁会社アジア・パッケージング社は飲料缶工場を操業、キアン・ジュー社(マレーシア)もまた、同市に製缶工場を操業する。一方、ベトナム最大のビール・飲料メーカー、サベコ社は、その飲料生産能力増強を続ける

(The CanMaker, 2009 January 23)

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