ワイン消費量、米国が世界第1位になる勢いで増加
2009年 1月15日
今の世界的な経済不安がワイン需要に及ぼす影響は限られ、世界的なワイン生産ならびに消費ともに今後4年は増加を続けると、ある調査会社は報告する。そして2012年までには、ワイン(スパークリング・ワインを除く)の世界最大の消費国は、2007年にフランスを追い越したイタリアに代わり米国になると予測する。ロシアでは、2003年から2007年の間に、ワイン消費量は倍近く増加し、中国とともに、いずれワイン消費量で上位常連のスペインを越すとも予想される。現在、欧州のワイン主要生産国であるフランス、スペインならびにイタリアは、世界総生産量の半分を生産するが、近年、米国、南米ならびにアフリカの新生産国からの勢いに打撃を受けつつある
(Packaging News, 2009 January 14)