米国飲料容器、リサイクルされるのは3分の1以下
2009年 1月 7日
毎年米国で販売される飲料容器2,000億のうち、リサイクルされたのは3分の1以下と、ある最新の報告書は伝える。これは、コカ・コーラ社、ペプシコ社、ネスレー・ウォーターズ北米社、アンハイザー・ブッシュ社、ミラークァーズ社、コット社、ドクター・ペッパー・スナプル社を含む米国の主要飲料企業23社の飲料容器リサイクルの現状を評価したものだ。対象となった飲料容器は、缶、プラスチックボトル、カートンならびにビン全てで、1992年の55%のリサイクル率は33%まで下降した。一方、容器デポージット法を施行する州の平均リサイクル率は70%と報告されている。また、アルミ缶に限れば、2007年使用された1,000億缶のうち、530億缶以上がリサイクルされている。すでに知られている通り、容器製造の際、リサイクルされたアルミを使用した場合、95%少ない燃料で、また、プラスチックの場合は30%、ビンの場合は35%それぞれ少ない燃料で容器の製造が可能となる
(The CanMaker, 2009 January 1)