飲料キャップ、今後も需要高まる見込み

2009年 1月 6日

今後5年にわたり、世界全体の飲料製品の需要に対応するには、更に2,200億個のキャップが必要となると、ある調査会社は報告する。世界的なレベルでの飲料キャップ需要の高まりは、主に中国、インド、ロシアならびにブラジルの新興国諸国での包装飲料消費の拡大によるものだ。しかし、飲料消費のすでに安定する西欧や北米市場でもまた、飲料新製品開発、ブランド間競争激化、持ち運びに便利な容器の需要増に加え、環境負担を軽減するための新技術により、キャップそのものが絶えず変化する傾向にある。今後5年間で最もキャップ需要が高まる飲料分野は、ウォーターならびにビールだが、飲料ヨーグルト、フレーバー・ミルク、エネルギー飲料ならびに豆乳といった比較的若くダイナミックな分野が急成長すると予想される。種類豊富なキャップの中でも、その技術的な多様性、柔軟性に優れており、また、プラスチック製やカートン製の飲料容器が一般的に増加すると見込まれることから、プラスチック製キャップが今後の需要の大半を占めると予想される

(The Filling Business, 2008 November Issue)

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