コカ・コーラ社、アフリカにて品質管理強化

2008年11月25日

現在、コカ・コーラ社(米国)は、アフリカ市場における製品品質管理基準を強化する目的で、南アフリカ・ヨハネスブルグに研究所を開設した。アフリカン・テクニカル・センターは、アフリカ56ヵ国にある162のボトラーで作られるコカ・コーラ製品を試験する。これは、コカ・コーラ社により世界中に設立されつつある地域的な管理センターのうちのひとつ。最近、中国で同様のセンターが完成し、この後メキシコ・シティ、ベルギー、米国へと設立は続く。アフルカのセンターが2009年に本格的操業を開始すると、現地のボトラーは月1回調査を受けることになる。同センターでは、二酸化炭素排出量監視、水ならびにスイートナー品質調査、環境への影響調査、金属ならびに揮発性薬品の分析、色素テスト、ビタミンならびに味の検査が主に実施される。南アフリカにはコカ・コーラ社充填工場が6工場あり、およそ3,700人を雇用する

(The Filling Business, 2008 October Issue)

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