ビール用PETボトル、シデル社がイメージ向上を目指す
2008年11月 6日
シデル社が、11月12日からドイツ・ニュルンベルグで開催される展示会にて、従来のビール用PETボトルの概念を破る新しいPETボトルを発表する(写真)。これまでのようにただ単にビール・ビンに「似せる」のではなく、PETボトルそのものの価値を高めるためにあえて挑戦した。キャップが見えないその斬新なデザインは、飲料容器というよりも、インテリア・オブジェのよう。ビンならびに缶は50年以上ビール容器として独占的な存在であるが、PETボトルはまだその良さを充分に活かしていないとシデル社は見る。現在、ビール容器市場でPETボトルはわずかに3%を占めるばかりだが、東欧に限ると、その数字は10%近くに達する
(Emballage Digest, 2008 November 4 / Reed Business Information, 2008 Nov. 5)