缶サイズ多様化により、12ozサイズ缶生産能力を削減

2008年11月 3日

北米市場での様々なサイズの飲料缶需要増加に対応するため、ボール社(米国)は、12ozサイズの飲料缶生産能力を更に削減し、生産能力をより効率的に各工場に振り分け、特殊缶サイズの生産を客先に対応し易い場所に統合するため、米国ミズーリ州カンザス・シティ工場(2009年第1四半期末閉鎖)ならびにプエルト・リコのGuayama工場(今年末閉鎖)を閉鎖する。同社は、今年初頭には、12ozサイズ缶のみを生産するワシントン州ケント工場を閉鎖することを発表していた。24ozサイズ缶は、まもなくインディアナ州モンティチェロ工場新ラインにて生産開始される。ボール社は現在、18の異なるサイズを生産する能力を持つ。2006年には、同社は、モンティチェロ工場に、最大缶サイズ16ozまでの生産能力を付加し、また、2005年には、コロラド州ゴールデン工場の1ラインを12ozサイズから24ozサイズに変更している

(The CanMaker, 2008 October 31)

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