コカ・コーラ社、第3四半期純利益増でペプシコ社と明暗分ける
2008年10月21日
コカ・コーラ社(米国)は、今年第3四半期の純利益が、前年同期比14%増となったことを発表。この報告が行なわれたのは、ライバルのペプシコ社(米国)が同期の純利益9.6%減、3,300人の解雇を発表した翌日だった。コカ・コーラ社のこの好調さは、国際市場によるところが大きい。北米市場では、この期、2%の落ち込みを見せた。唯一売上を伸ばしたのはコカ・コーラ・ゼロ。一方、海外では、例えば同社が北京オリンピックのスポンサーを務めた中国で売上を17%伸ばした。また、東欧・旧ソビエト諸国、中東、アフリカ、中南米、アジア諸国での売上が好調。世界全体では、炭酸ソフトドリンク売上が3%増、紅茶・コーヒー飲料、果汁飲料、ウォーター、スポーツ飲料の非炭酸飲料売上が10%増を記録した
(The Atlanta Journal-Constitution, 2008 October 16)