コーヒー・カップで大統領選行方を予想

2008年 9月30日

米国7イレブン社(米国テキサス州ダラス)は、テイクアウト用コーヒー・カップによる「投票」を、明日から米国大統領選当日の11月4日まで実施する。7イレブンにてコーヒーを求める客は、共和党候補者マケイン氏に投票を望む場合には赤色のテイクアウト用コーヒー・カップに、民主党候補者オバマ氏の場合には青色カップにそれぞれコーヒーを注ぐことにより「投票」する。まだどちらとも決めていない、コーヒーを望む客は通常の7イレブン・カップを使用する。同社は、2000年ならびに 2004年の大統領選でそれぞれ約600万人の「投票」者を集めており、今回も少なくともその数を集めると予想する。過去、同店頭にて集計したコーヒー・カップ「投票」は、米国主要世論調査会社による正式な意識調査とほぼ一致していたとして評価されている。カップは売上と同時にレジにて記録され、この飲料投票のために立ち上げられたサイト、www.7-eleven.com に毎日集計結果を報告する。同社は、コーヒーが、ボストン茶会事件ののち、第一次大陸会議により米国の飲料とされたことに触れ、コーヒーと大統領選出との関連性を示唆する

(The Dallas Morning News, 2008 September 29)

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