ミラークァーズ社、地元零細ビール・メーカー育てる
2008年 9月 2日
ミラークァーズ社はこの7月、「ハーマン・ジョセフズ・プライベート・リザーブ」を初めて市場に出した。といってもこのビールは、クァーズ・ブリューイング社の地元である米国コロラド州デンバーの高級レストラン約30店でしか飲めない。酒店や州外では入手不可能。このビールを醸造するのはACゴールデン・ブリューイング社、独自で醸造するもののミラークァーズ社の子会社でもある。ミラークァーズ社になる前のクァーズ・ブリューイング社による地ビール・スタイル「ブルー・ムーン」の成功に習い、「ハーマン・ジョセフズ・プライベート・リザーブ」はゆっくりとしたペースでの展開を計画。大々的な宣伝を一切せず、口コミでの人気拡張を期待する。評判は今のところ上々とのこと。ミラークァーズ社からのACゴールデン社への指令は、起業家のような経営を心がけること。社員は、4名の醸造専門家と1名の営業、そして社長の計6名
(Rocky Mountain News, 2008 September 1)