ボックス・ワイン、売上増加続く
2008年 8月11日
昨年需要を増やしたボックス・ワインは、今年に入ってからもその強さは衰えない。ボックス・ワインはいまだワイン部門全体売上のわずか1%を占めるにすぎないが、昨年の売上増加率は41%との数値もある。特にボックス・ワインのイメージは明らかに変わりつつあり、それは、「プレミアム・バッグ・イン・ボックス」と呼ばれる、高級ワイン用ボックスのカテゴリーが現れたことでも証明される。ボックス包装がビンに勝る点はいくつかある。決して割れないので、ハイキング、ピクニック、ビーチに理想的。また、ビンに入れた場合よりもボックス・ワインは空気に触れにくいため、ワインがより長く持つ。そして最も重要な利点が、ボックス・ワインが提供する環境への負荷の少なさ。ある調査によると、ボックスは、ビンと比べ、出すゴミで85%少なく、炭素排気量では55%少ないとのこと。
(Packaging Digest, 2008 August 7)