レクサム社、米国での飲料缶製造能力を縮小

2008年 7月31日

米国市場での12オンス・サイズ缶生産能力過剰を理由に、世界最大の飲料缶製造会社、レクサム社は、ジョージア州フォーレスト・パークの同社製缶工場閉鎖ならびにテキサス州ロングヴュー工場の12oz缶製造ライン1ライン閉鎖を発表した。12oz缶市場は、経済状況・消費者傾向の影響で確実に縮小している中、需要に合う生産能力を維持するとレクサム社は説明した。同社はまた、利幅の減少を理由に、米国市場での8oz缶製造ならびに16oz缶製造の大部分からも手を引く予定。米国における同社の飲料缶製造能力は、年18億5000万缶あるいは12oz缶製造能力の9%、削減されることになる。テキサス州ロングヴューの24oz缶製造ライン2ラインは維持する。このニュースは、レクサム社が、欧州新興諸国での飲料缶需要増により今年前半期の飲料缶売上増加を発表したのとほぼ同時に届けられた

(The CanMaker, 2008 July 30)

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