地ビール、米国での人気続く
2008年 7月28日
米国ブリューワーズ協会は、米国地ビール(Craft Beer)の引き続く売上増加を報告した。大手ビール・メーカーは、例えばベルギー・スタイル・ビールなど新ブランド販売に際し、地ビール・メーカーにはない、すでに持つ強大な販売網を駆使し、店頭スペースの徹底確保を図るなどして、売上増加に導く影響力を有すが、地ビール・メーカーのビールの場合、消費者から小売店への要望があることで、店頭スペースが確保される。2008年前半で地ビールの売上は前年同時期比6.5%増。ブリューワーズ協会によると、昨年営業していた米国1,463のビール醸造会社のうち1,420社が地ビール・メーカーと見なされている。同協会が定義する地ビール・メーカーとは: ①小規模であること: 年間生産量が200万バレル以下 ②独立していること: 地ビール・メーカーではないアルコール飲料業界の企業により25%以上所有されていない ③伝統を貫いていること: 製品全てがモルト・ビールであること、あるいは少なくともそのうち50%以上がモルト・ビールであること
(Business Wire, 2008 July 28)