ボトル・ウォーターに関する本、米国で発売
2008年 7月22日
米国で毎年販売されるウォーター用プラスチック・ボトル500億本を製造するために必要なもの - 250万トンの二酸化炭素。1700万バレルの石油。水も忘れてはならない。1リットル・サイズ・ボトルを製造するのに3リットルの水が必要とされる・・・「ボトルマニア:How Water Went On Sale and Why We Bought It」の著者エリザベス・ロイテ氏は、この本を通し、水がどのようにして、本来無料である状態から、急成長を遂げるボトル飲料になったかを詳細に説明する。これは一人分用に包装するという集団的強迫観念と同氏は言う。ボトル・ウォーターの小売価格は他の飲料と比べ高いが、地方自治体の水道システムの場合よりも、水質検査頻度は少ないこと、そしてその結果は公表されないこと、さらに、米国環境保護局が水道水に許容する汚染度と同レベル・同数値を、米国食品医薬品局はボトル・ウォーターに対しても許容していること、等を同氏は指摘する
(Chicago Sun Times, 2008 July 19)