ボール社、軽量飲料缶蓋に来年切り替え

2008年 6月30日

ボール社(米国コロラド州)は、今後4年以内に、温暖化ガス排出量を約16%削減する計画であることを、昨日明らかにした。ボール社によると、現在のアルミ缶は69年当時のものに比べ40%軽量化され、またスチール缶は、70年製造のものに比べ50%軽くなっているとのこと。今後、より多くのリサイクル材を使用することにより、アルミ缶をバージン材から製造するのに要するエネルギー量の95%を削減可能という。ボール社は、来年、北米地域市場について、より軽量化された飲料缶蓋への変更を完了させる予定。より軽くなる飲料蓋の使用は、1年におよそ9,900トンのアルミを節約する。これは、車両15,000台を1年間走行させなかったのに等しい二酸化炭素量削減につながる。また、95年に同社が参入したプラスチック容器製造においても、容器に使用するプラスチック量削減の実現化に現在取り組んでいる

(Denver Business Jounal, 2008 June 30)

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