飲料缶市場、英国で成長続く
2008年 6月26日
昨年度、欧州最大の飲料缶市場である英国にて、飲料缶出荷量が前年度比2.4%増加した。英国での飲料缶出荷量はこれで9年連続増加したことになる。炭酸ソフトドリンク充填は前年比3.1%、アルコール飲料は1.8%、それぞれ増加。英国では、缶が、ビールならびに炭酸ソフトドリンクの、家持ち帰り用の容器として最も使用され、68%を占める。炭酸ソフトドリンクに限ると、缶は、前年度比1%増加の21%、一方、シェア第1位である大型PETボトルは前年度比1%減少。昨年のその他の傾向としては、アルコール飲料の8缶入りパックが6缶入りパックを上回り人気上昇、また、単品での炭酸ソフトドリンク売上が16%増加。欧州全体では、飲料缶充填は、前年度比10.2%の増加で502億缶に到達。うち、炭酸ソフトドリンクが7%増の238億缶、アルコール飲料が12.9%増加の264億缶を記録した
(The CanMaker, 2008 June 24)