北欧諸国間で機能する缶デポージット・システムを提案
2008年 4月17日
デンマーク、ノルウェイ、スウェーデン、フィンランド(そしてバルト海沿岸諸国ならびにドイツも含まれる可能性あり)全てを網羅する缶ならびにボトルのデポージット(容器購入時に支払う一定の料金が、容器返却により払い戻されるシステム)構想が提案された。北欧諸国は、デポージットによるアルミ飲料缶リサイクルを最も成功させている地域のひとつ。今回の提案は、国により多少の違いがあるデポージットを調和させようというもの。例えばスウェーデンで買った缶をノルウェイで返却し払い戻しを受けられるようにするなど。缶は、買った場所に関わらずどこででも返却可能な容器として、消費者にアピールし、結果的には製缶会社にも有益になるという。欧州諸国間での人々の移動がより頻繁になっているからこそ求められる提案だ
(The CanMaker, 2008 April 15)