2007年度ビール・ブランド・トップパーフォーマーはブルー・ムーン
2008年 4月 7日
消費者情報提供会社IRI社が2007年度ビール・ブランド・トップパーフォーマー上位30位を発表した。米国スーパーマーケットでの売上量、前年度からの成長度、価格体系、市場占有率など複数のデータを総合しその年に顕著な成長を遂げたビールを選出する。価格にこだわらず好きなブランドを購入するのがここ数年の消費者傾向。世界的に知名度の高いバド・ライト(7位)、ミラー・ライト(9位)、クァーズ・ライト(6位)を抜き1位に選ばれたのがブルー・ムーン・ベルジャン・ホワイトエイル(モルソン・クァーズ社醸造)だ。比較的価格の高い輸入ビールや地ビールの人気が依然高く、30位中、輸入ビール13ブランド(ハイネケン・プレミアム・ライトラガー3位、ステラ・アルトワ・ラガー4位、ニューキャッスル・ブラウンエイル5位等)、地ビール7ブランド(サミュエル・アダムズ・ボストン・ラガー10位、ニューベルジャン・ファットタイア23位等)が選ばれている。またIRI社は、2007年度新ブランドとして早くも売上好調な新ビール・ブランドも選出。1位ミラー・チル、2位バカルディ・シルバー・モヒト、3位ランドシャーク・ラガー、4位バドライト・チェラーダ。キーワードは「フレーバー」。ザクロ、クランベリー、パイナップルなどの様々なフレーバー・ビールが消費者にアピールしたようだ
(Packaging News, 2008 April 3)