欧州スパークリング・ワイン・ブランド、缶を採用

2008年 3月13日

最近、欧州では、スパークリング・ワイン用の容器として缶が注目されている。今回は「ブラック・タワー」ブランド用の20clサイズの缶で、レクサム・ベヴァレッジ・キャン・ヨーロッパ社のドイツの工場で製造され、この夏、英国で発売される。レクサム社は、現在欧州にて、スパークリング・ワイン用の容器として缶採用を促す活動を強化している。オーストリアのカタス社、南アフリカのイヴ社、ドイツのリッヒ社の飲料メーカーがそれぞれワインあるいはスパークリング・ワイン用にレクサム社から25clあるいは20clサイズの缶供給を開始した。缶を使用することは、品質を維持しながら利便性をもたらす製品を追求する現代の消費者に向け、ワインをアピールするのに大いに貢献し、デザイン面では360度の印刷範囲があること、多種に渡るテキスチャーやインキを活用できる点で、缶は差別化を図るのに最適な容器であることを証明すると、レクサム社はコメント。同社は5月末にロンドンにて開催されるワイン・フェアに缶を採用したワイン飲料を展示する

(The CanMaker, 2008 March 12)

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