ベトナム、ビール醸造工場を新たに建設
2008年 2月28日
スコティッシュ&ニューキャッスル社(英国)は、ベトナム政府所有のワイン・たばこ会社ヴィナタバ社との50:50のジョイント・ベンチャー、クローネンブルグ・ベトナム社を通じ、同社初となるベトナムのビール醸造工場建設を今年より開始する。操業は20ヶ月後になる予定。昨年SABミラー社(英国)が、同国の主要乳業グループ、ヴィナミルク社とジョイント・ベンチャーを設立。ハイネケン社(オランダ)のアジアでのパートナー、アジア・パシフィック・ブリューワリーズ社(シンガポール)は、同国の5つのビール工場の経営に関わる。カールスバーグ社(デンマーク)は、2つの地元ビール工場の投資を通じ、ベトナム・ビール市場のおよそ10%を占めるに至っている。同社はまた、ベトナム第2位の規模を誇るビール・メーカー、ハノイビール公社(ハベコ)の株式を10%保有する。依然としてサイゴン・ビール社がリードするベトナムのビール市場、そこでのビール消費量は、年間およそ8%の割合で増加している。
(just-drinks.com, 2008 February 27)