コカ・コーラ・アマティル社、オーストラリアにビール工場建設
2008年 2月12日
コカ・コーラ社本社(米国アトランタ)が30%所有するオーストラリア最大の飲料メーカー、コカ・コーラ・アマティル社は、これまでのソフト・ドリンク依存態勢を変え、ボトルド・ウォーター、果汁入り飲料ならびにアルコール飲料に事業を広げ、2012年末までにオーストラリア第3位のビール・メーカーになることを目指し、SABミラー社(英国)とのジョイント・ベンチャー、パシフィック・ベヴァレジ社を通じ、ビール醸造工場をニュー・サウス・ウェールズ州に建設する。ジョイント・ベンチャーはすでに昨年12月、プレミア・ビール・ブランドで人気のオーストラリアのビール・メーカー、ブルータング・ブリューワリー社を買収、現在輸入するSABミラー社のビール・ブランドに、地元のビール・ブランドを加えたばかりだ。オーストラリアのビール市場は、現在、フォスターズ・グループとライオン・ネイサン社2社の売上で95%以上を占める状態
(Dow Jones Newswires, 2008 February 8 / Bloomberg, 2008 February 8)