アルコア社、使用済み飲料缶のリサイクル率アップを目指す

2008年 1月24日

アルコア社(米国)は、2015年までに、使用済み飲料缶(USB)リサイクル率を現在の52%から75%までに上げることを目標とする。米国のアルミ・リサイクル率は1992年の68%をピークに下降をたどる。ブラジルの95%、日本の92%、世界平均60%をはるかに下回る。同社は、昨月、2,200万ドルを投じテネシー州の同社施設におけるリサイクリング能力を約50%増強。リサイクルされるアルミは、新たに製造されるアルミに要するエネルギー量の20分の1の量で作ることが可能、また、他の素材と異なり繰り返しリサイクルすることが可能。飲料缶がリサイクルされる場合、他の容器ではほとんどが不可能なことを成し遂げる、それは、60日以内に全く新しい飲料缶として使用されること。これは、アルコア社によると、飲料缶のアルミが100%リサイクルすることを目的に特殊加工されているため可能となるとのこと

(Packaging News, 2008 Janunary 23 / Business Wire, 2008 January 22)

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