次の飲料は、スーパーフルーツ
2007年10月23日
米国では、健康飲料として「スーパーフルーツ」への注目が集まっている。スーパーフルーツとは、抗酸化作用があり、植物における免疫活性物質フィトニュートリエントなどの栄養素を含む果物で、クランベリー、ブルーベリー、ざくろ、アサイベリー、マンゴスチンなどはその一部。コカ・コーラ社のミニッツ・メイド、ペプシコ社のトロピカーナを始めとする各飲料メーカーがスーパーフルーツをベースにした製品を次々に発表、ビール・メーカーのアンハイザー・ブッシュ社ですら、昨年、アサイベリーなどのフレーバーを特長とする180レッド/ブルー・エネルギー飲料を発売、先月には、モルト飲料、バカルディ・シルバー・モジト・シリーズにざくろフレーバーを加えた。コカ・コーラ社のミニッツ・メイドは、ざくろとブルーベリー・フレーバーの100%果汁飲料を先月発表、朝食に飲む飲料というイメージを超え、オレンジジュースから離れる、と同社はコメント。コカ・コーラ社とペプシコ社は、果汁飲料でも競い、その対決はインド市場で激しくなっている。コカ・コーラ社はミニッツ・メイドをすでに5月にインド全域で販売、現在マンゴ飲料を試験販売中。対するペプシコ社はベトナムですでに成功しているトロピカーナ・ツイスター・オレンジジュースをまもなく発売する
(Business Standard, 2007 October 21 / BrandWeek, 2007 October 8)