ミラー社、缶軽量化でアルミ使用量大幅削減
2007年10月16日
ボール社(米国コロラド州)の飲料アルミ缶軽量化技術を通じ、SABミラー社(英国)傘下のビール・メーカー、ミラー・ブリューイング社(米国ウィスコンシン州ミルウォーキー)は、2005-2006年の間でアルミニウム622トン節約に成功、このアルミ削減量は、ビール・ケース220万ケース分の缶量に等しいと、同社が今回初めて発行する「環境を良くするための開発レポート」が報告。同社は、ガラス、アルミ、厚紙ならびに有機性廃棄物を含むミラー社ビール醸造工場から排出されていたゴミの99.3%をリサイクル利用するか完全に排除した。この効率化対策で、2006年度には水1億9,600万ガロンの節約、また、過去2年間で、ビール1バレルあたりの化石燃料消費量6.1%減、温室効果ガス排出量10%減、を実現した
(Packaging News, 2007 October 15)