アムコー社食缶・エアゾール缶事業、インプレス社が買収
2007年 9月 4日
1997年当時のペシネー社(フランス)とシュマルバッハ・ルベカ社(ドイツ)それぞれが所有していた缶事業の合併により創設された、現在食缶製造会社として欧州第2位の規模を誇るインプレス社(オランダ)は、アムコー社(オーストラリア)がオーストラリアとニュージーランドに持つ食缶ならびにエアゾール缶事業を買収する。今年第4四半期に手続きが完了する。アムコー社は食品用スチール缶、缶蓋ならびにスチール/アルミ製エアゾール缶を製造。すでに別の市場でインプレス社の客先でもあるハインツ社、ネスレー社、ユニリバー社などに供給する。アムコー社はオーストラリア最大のエアゾール缶製造会社であり、同国で第2位規模の食缶供給会社でもある。欧州、北米、日本、北アフリカ地域、セイシェル共和国など19カ国に工場を有すインプレス社は、この買収により新しい市場参入の機会を得る
(CanTech., 2007 August 31)