「グリーンな」買物
2007年 8月23日
米国で関心の高まる「環境に負担をかけていない製品を店頭で見つける方法」は、製品が生まれてから出荷に至るまでに費やされたエネルギー量を、リサイクル性も考慮しながら計測するなど、通常の消費者には容易には算出できないが、この情報こそまさに米国では専門家が企業ならびに消費者向けに収集を開始しているものだ。例えば、生鮮食品では、有機栽培方法が取られ、最小限に包装され、地元で収穫された(あるいは配送で費やされるエネルギー量が最小限である)ものが最も「環境に負担をかけていない」と判断するのが一般的。すでに包装されて販売される加工食品については、生物分解可能な包装(あるいは光沢あるコーティング仕上げをしていない紙を使用する包装)あるいはリサイクル可能な容器(ビン、PET、アルミ容器等)を使用しているものを考慮に入れる、などが、専門家が提言する、環境に負担をかけない「グリーン」な製品の判断基準としている
(Chicago Tribune, 2007 August 22)