ボトルド・ウォーター、ラベルに水源を明示

2007年 7月30日

ペプシコ社(米国)は、同社で最大の売上を誇るボトルド・ウォーター、アクアフィナ、のラベルを、その製品が水道水と水源を同じくすることを明示するラベルに変更することを発表。コーポレート・アカウンタビリティと呼ばれるグループは、以前より、ボトルド・ウォーター・メーカー各社に、消費者に誤解を招くような販促活動をやめる様要求している。同グループによれば、アクアフィナの山を描いた青色のラベルは、その水が湧き水を源泉とするかのような印象を固定化させるものだとして、ペプシコ社の説明を要求していた。アクアフィナの新ラベルには、「P.W..S.(Public Water Source:公共上水道が水源)」と記されている。コーポレート・アカウンタビリティは、企業の無責任な行動を問うキャンペーンを世界中で展開することにより人々を守ることを使命とする組織。ダサニ・ウォーター・ブランドを有すコカ・コーラ社、ならびに、やはり公共用水を一部原料とするピュア・ライフを販売するネスリー・ウォーターズ北米社が、同様に対応を迫られている

(Houston Chronicle, 2007 July 27)

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