コカ・コーラ社、英国でPETボトルを軽量化

2007年 6月28日

コカ・コーラ社のような大企業が英国政府の包装削減化に対応することで、その他の飲料メーカーもそれに続くであろう。コカ・コーラ・エンタープライズィズ(CCE)社によれば、軽量化された500mlサイズのPETボトルは、英国での包装材使用量を年間でおよそ700トン削減するという。コカ・コーラ、ファンタ、スプライト等の同社の主なブランドに現在使われる重量26gのボトルは24gのボトルに代わる。400万本の新軽量ボトルの製造・充填・市場調査を終え、今後、CCE社は、15万ポンドをかけて英国にある同社2工場の充填機械の変更を実施し、今年9月より本格的な生産を開始する。26gから24gへの軽量化は技術的に難しいものであったとCCE社。PET供給会社アムコー社とともにボトルの基となるプリフォームの再設計に取り組んだ。その結果、軽いばかりでなく更に強度のあるボトル開発に成功。この試みは、EUによる包装の無駄削減要請に対応するための英国政府後援のWRAPプログラムにより一部支援された

(Decision News Media SAS, 2007 June 27)

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