ハイネケン社、チェコのビール・メーカーを買収
2007年 6月19日
ハイネケン社(オランダ)は、チェコ共和国のローヤル・ブリューワリー・オブKrusovice社を今週買収、これにより、すでにチェコのStarobrnoブリューワリー社を所有するハイネケン社の、チェコのビール市場に占める割合は8%となり、同市場で第3位の存在となる。この買収は今年9月1日までに完了する予定。Krusovice社ブランドのビールはチェコで人気が高く、ハイネケン社は、長年にわたるチェコ産ビール全般の国際的人気を利用し、またプラハという地の利を生かし、Krusoviceブランドの海外、特に経済成長著しい東欧ならびに中央ヨーロッパ諸国への輸出拡大を狙う。チェコのビール市場は、欧州で長年収益の安定している市場のひとつ。チェコの年間ビール消費量はおよそ1,600万ヘクトリットル、2006年度の一人当たりの年間ビール消費量は159リットルと世界一だ
(Heineken International, 2007 June 18)