ボトルド・ウォーター・メーカー、炭素排出削減への積極的取り組み

2007年 6月18日

ボトルド・ウォーターが与える環境への影響について最近批判が集中しているボトルド・ウォーター業界だが、ナチュラル・スプリング・ウォーターを生産するアイスランディック・ウォーター社(アイスランド)へ、炭素排出削減への同社の取組みに対し、業界初の「カーボンニュートラルR」証明書が、炭素排出相殺・気候変動コンサルティング会社大手カーボンニュートラル社より与えられた。「カーボンニュートラルR」ブランド・マークを獲得するには、以下3分野にわたり長期的な責任ある取組みが企業に求められる:1)査定:自社が排出する炭素を常に監視。アイスランディンク・ウォーター社はすでにアイスランドの製造工場で地熱・水力発電による自然エネルギーのみ使用。2)削減:炭素排出の長期的な削減。同社は、海外からの石炭供給を止め、地元のエネルギー会社利用に変更。可能な限り飛行機利用ならびに出張そのものの削減。工場・事務所での低エネルギー照明の使用。リサイクル実施。サプライヤー、客先ならびに従業員に対しても同様の行動を奨励。3)相殺:その他、いまだに残る二酸化炭素排出の相殺努力続行

(Kohnstamm Communications, 2007 June 14)

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