ボトルド・ウォーター、米国での人気
2007年 6月 7日
ボトルド・ウォーターの成長が著しいと言われるが、具体的にどれほどなのだろうか?米国飲料業界誌「ベヴァレッジ・ダイジェスト」の調査によると、米国における一人当たりのボトルド・ウォーター平均年間消費量は、昨年、牛乳の同消費量を上回った。さらに、米国の人々は、ビールとほぼ同じペースでボトルド・ウォーターを消費したこともわかった。(ボトルド・ウォーターの場合と異なり、ビールを飲む年齢層は限られているという条件の違いはあるが) ボトルド・ウォーターの一人当たり年間消費量は1996年度の11ガロンから昨年21ガロンに急増した一方、ビールは、同年度でそれぞれ21ガロンからわずか21.8ガロンに増えただけ。ボトルド・ウォーター消費量がビールのそれを上回る時もそう遠くはないと言われる。現在、米国でボトルド・ウォーターを上回り消費されている飲料は、ソフトドリンクと水道水。96年の52ガロンから昨年には50.9ガロンと一人当たり消費量は減少したもののソフトドリンクは依然最上位。水道水は、昨年27.1ガロン消費されたが減少傾向にある
(Chattanooga Times Free Press, Tennessee, 2007 May 29)