ミネラルウォーター・メーカー、社会・環境問題に積極的参加
2007年 5月30日
2004年に事業を開始したベル・ナチュラル・ミネラルウォーター社(英国ロンドン)は、2006年度には、前年比500%の売上増加を記録し、2007年度も同等のペースで成長すると予想される、ミネラルウォーター製造会社だ。同社が注目を集め売上を順調に伸ばす理由は、企業が社会的変化・環境変化に向かい市民や非営利団体とともに取り組むことを奨励した、2000年国連グローバル・コンパクト・プログラムの方針を事業の柱として、この会社が創立されたからだ。収益の多くをインドやアフリカ北部を含む開発途上国の水質改善プロジェクトへ寄付する。英国北西部の湧水を、ビンあるいはとうもころこしから作られる生物分解可能なボトルに詰め商品とし、2006年度は、「カーボン・ニュートラル(二酸化炭素の排出と吸収がプラスマイナスゼロ)」に貢献した。近年の地球温暖化等の気候変動は、負の要素であると同時に、ビジネスをするのと同様の方法でシステム的変化を引き起こすことを余儀無くされるため、ビジネスにとり大きな機会ともなると、同社はコメントする
(Reuters , 2007 May 25)