ドイツの飲料用容器回収システム問題、ECが終結宣言
2007年 3月29日
有効な容器リサイクルならびにリユースを進める為、2003年1月、ドイツ国内で施行開始された容器回収システム(シングル・ユース・デポージット・スキーム)は、EU諸国間の貿易の障害になるとして、ECより問題とされていた。2006年5月1日に、ドイツ政府により、EU貿易条件に適合するように改正された容器回収システムを、ECが監視し続け、先週、EUは、ドイツの新容器回収システムが正しく機能し、何の差別もなく輸入品にも適用されていることを確認したとし、この問題が解決されたものと判断した。改正された項目のひとつとしては: ドイツの容器回収システムは、当初、飲料を購入した消費者は、容器を返却して返却金を得るには、その飲料を販売した店にしか返却できなかった。改定されたシステムでは、ミネラル・ウォーター、ビールやその他全てのソフトドリンクについて、使用済みの容器、特に缶、プラスチック製ボトルならびにビンは、基本的には、同じ素材で作られた容器に入れられた飲料の販売店であればどの店でも返却可能となった
(Decision News Media., 2007 March 26)