エネルギー飲料売上増加率、米国飲料市場で他を圧倒

2007年 3月14日

2006年度の米国飲料売上の内訳が明らかになった。炭酸ソフトドリンクが依然全飲料売上量の半分以上を占めるものの、前年度比1%減、その一方で、エネルギー飲料の2006年度売上は、およそ50%増。米国での近年の健康志向が飲料市場にも反映されている。飲料の米国内売上量に基づく上位順位は以下の通り:1位コカ・コーラ・ドリンク(市場に占める割合16%)、2位ペプシ・ドリンック(10%)、3位ペプシコ社マウンテン・デュー(4.5%)、4位キャドバリー・シュウェップ社ドクター・ペッパー(4%)。炭酸ソフトドリンクの売上量で唯一売上増加を見たのがキャドバリー・シュウェップ社製品だ。飲料カテゴリー別売上量では、第1位の炭酸ソフトドリンクに続き、2位はボトルド・ウォーター(前年比10%増)、3位フルーツ飲料(前年比2.4%減)、4位スポーツ飲料、5位紅茶飲料、そしてエネルギー飲料が第6位、第7位が前年比10.4%増を記録したコーヒー飲料。

(Decision News Media SAS., 2007 March 12)

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