フランス、肥満防止を目的に食品・飲料製品広告を規制
2007年 3月 7日
フランスの食品ならびに飲料メーカーに対して、フランス政府は、今後、製品向けに放送・放映される宣伝ならびに印刷される広告全てについて、政府が定める健康に関するメッセージ4種のうちのひとつを必ず加えることを義務付けると発表。違反した会社には、広告予算の1.5%に相当する額を罰金として科す。この動きは、米国・西欧諸国で近年増加する肥満とジャンクフードの問題に対処するため。4種のメッセージとは:「間食を控えましょう」「塩分、糖分あるいは脂肪分の取り過ぎ気を付けましょう」「定期的に運動をしましょう」「毎日野菜と果物を少なくとも5口食べましょう」。この文言は、広告スペースの少なくとも7%を占めていなくてはならないとの規定も加えられている。欧州では英国ならびにスエーデンが、すでに、塩分・糖分過多の食品・飲料製品の子供に向けたテレビ宣伝を禁止している
(Decision News Media SAS., 2007 March 1)